寝る前の赤ワイン1杯がダイエット効果アリ?
ワインが健康や美容に良いという話はよく聞きますよね。実は、最近の研究データでは、寝る前に赤ワインを飲むとダイエットに効果があるらしいということがわかってきたんだそうです。
ハーバード大学が、22,000人の女性を対象に行った調査によると、毎日寝る前に赤ワインをグラス1~2杯摂取している女性は、肥満になる確率が低く、痩身効果が7割もアップしたのだとか。中には、何と6kgもの減量に成功した女性もいたそうで、このデータは見逃せませんよね。
みさき
赤ワインはなぜダイエットに効果がある?
寝る前に赤ワインを飲むと、なぜダイエットに効果があるのか気になりますよね?
ハーバード大学の研究者は、ワインの中に含まれるポリフェノールの一種「レスベラトロール」という成分が、体内で余分な脂肪が形成されるのをダイレクトに抑制する効果があるから、という見方をしているようです。
みさき
カロリーが他のお酒より低い
ワインを寝る前に飲んでも、それだけで太るということはないので安心してください。非発泡の赤ワインと白ワインのカロリーは、1杯100mlあたり約73kcalです。アイスワインや貴腐ワイン、ポートワインなどの糖分を多く含んだ、甘口~極甘口のデザートワインはカロリーが高いので、ダイエット効果を考えたら寝る前に飲むワインには不向きです。
ワインを飲むから太るのではなく、多くの場合は、一緒に食べているおつまみが原因となっています。カロリーの低いおつまみを選ぶようにするか、おつまみはナシでワインを単独で少量飲むようにしましょう。
それでは、ワイン以外のお酒のカロリーはどのくらいでしょうか。主なお酒の100mlあたりの平均的なカロリーは、ビールが40kcal、日本酒が105kcal、焼酎が145kcal、ウイスキーが237kcal、梅酒が156kcalです。
一見するとビールのカロリーは低そうですが、ビールは1回に飲む量がワインよりも多くなりがちなので、たくさん飲めば当然カロリーが高くなりますね。ワインは他のお酒と比べても、カロリーが低いお酒だと言えます。
ポリフェノールの一種ピセアタンノールの効果
赤ワインに含まれている渋み成分のタンニンには、脂肪の吸収を抑える働きがあると言われています。白ワインにも少し含まれていますが、赤ワインの方がタンニンを多く含んでいるので、ダイエット中には赤ワインを選ぶのがおすすめです。
また、赤ワインにはポリフェノールの一種「ピセアタンノール」という成分が含まれています。ピセアタンノールには、脂肪細胞の発生や、できてしまった脂肪細胞の成長を防いで、スピードを緩やかにする働きがあると言われていて、体内に脂肪を溜め込みにくくなるのだそうですよ。
さらに、赤ワインにはエラグ酸という、脂肪の燃焼を促す作用を持つ成分も含まれていて、これもダイエットに効果が期待できる理由のひとつになるのではないかと考えられています。
飲むならノンアルコールがおすすめ!
ノンアルコール
一般的にはライトボディのワインの方がアルコール度数が低く、カロリーも低めの傾向です。ポリフェノールはフルボディのワインの方が多く含まれているので、選び方は悩ましい。ダイエット効果のためにとはいえ、毎晩赤ワインをたくさん飲み続けていたら、アルコールが原因となって引き起こされる肝臓障害の中で最も多い「脂肪肝」のリスクが高くなる恐れがあります。
赤ワインに含まれている嬉しい成分を上手に取り入れながら、できる限りカロリーを抑えるには、ノンアルコールワインを選ぶのがおすすめです。実は、ノンアルコールワインにも、ポリフェノールをはじめとした有用成分が豊富に含まれています。
また、脱アルコール製法で造られたノンアルコールワインは、カロリーや糖分が通常のワインの3分の1~2分の1程度と、かなり低いのも特徴です。最近では製法に工夫が凝らされ、通常のワインにかなり近い風味で再現された商品が増えてきていますよ。
まとめ
ストレスなく楽しく続けられそうな赤ワインダイエット。
ワインの量や一緒に食べるおつまみに気を付けて、ノンアルコールワインも上手に取り入れながら、ぜひあなたもチャレンジしてみませんか?
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